ISO20121とSDGs

ISO20121認証の継続

ISO20121は、2012年に発行された「イベントの持続可能性に関するマネジメントシステム」の国際標準規格です。大会運営における環境影響の管理に加えて、その経済的・社会的影響についても管理することで、持続可能性(サステナビリティ)をサポートするためのマネジメントシステムです。

この規格は、イベントの実施に際し、「環境」に対する配慮はもちろん、イベントがコミュニティに負う責任(地域資源の整備や発展)などの「社会性」、イベント自体の健全な経営や地域への波及効果など「経済性」の3つの要素の目標値や相互作用を自らが想定し、持続可能な「イベント」や「イベントに携わる組織」を実現する規格です。

横浜大会では、持続的な開催を目指すことで大会を定着化し、横浜の風物詩にしていくこと、環境等の持続可能性の取り組みを推進するイベントとして信頼性を向上させることなどを目的に、2012年の大会において国内ではじめてのイベント認証を取得し、2013年以降は組織委員会による3年ごとの更新認証へ変更して、認証を継続取得しています。

SDGsの取組とISO20121によるPDCAサイクル

横浜大会は、持続可能な大会運営を目指し、「地球環境に優しいトライアスロン大会」を掲げて大会運営に取り組んでいます。これまでも山下公園前海域の水質浄化実験の実施をはじめ、横浜ブルーカーボン事業など、横浜市と連携し各種環境事業を行ってまいりました。

引き続き、大会を開催する中で、トライアスロンを通じ多岐にわたる貢献を果たし、環境への取り組みを軸として、大会運営以外にも様々な取り組みを推進し、持続可能でより良い世界を目指すSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて取り組んでまいります。

また、横浜大会では、2012年にイベントマネジメント国際標準規格「ISO20121(イベントの持続可能性マネジメントシステム)」を国内で初めて認証取得し、2013年から組織委員会による3年ごとの更新認証へ変更して、認証を継続取得しています。

横浜大会でのSDGsの取組は、ISO20121認証機関からの審査・レビューを受け、適切なイベントマネジメントサイクルを循環させています。

今後も本取組を推進し、SDGsの目標達成に向けて寄与してまいります。

 

SDGsウェディングケーキモデルと横浜大会におけるSDGsの主な取組

SDGsウェディングケーキモデルと横浜大会におけるSDGsの主な取組